コロナ渦の卒業式
先日息子が小学校を卒業した。
昨年度に引き続き、在校生や来賓のない式が小学校で行われた。
式の参加には当日朝の体温を記入した用紙を受付で提出し、消毒液で手指の消毒をした。隣の人との間隔を保って椅子が配置された体育館。
参加人数が制限されているからか、すっきりとした印象の館内。
卒業生の入場は前を歩く児童と一定の距離を保ってゆっくりと歩いている。
それが何とも厳かに感じられて式典らしさを演出するのに一役買っていたように思う。
国家や校歌の斉唱は予め録画された映像を大型モニターに映していた。
これらのアイデアは昨年度の卒業式から得ているのかと少し思ったりして・・
昨年から多くの学校で入学式や卒業式が延期や中止になったり、生徒だけ出席して保護者はその中継を別室や自宅から視聴した、という話を聞いていたので
息子の卒業式も一時はどうなることかと思ったが、生徒一人につき保護者2名までという条件付きで式も簡略化して行うこととなった。
学校側の準備や対応はさぞかし大変だっただろう。式が滞りなく終了し、ほっとした。
と思ったのもつかの間来週は中学校の入学式。
こちらは生徒一人につき保護者一名のみ参加できる。とりあえず式が行われることに感謝して、3年後の中学卒業時にはコロナウィルス流行前と同じ形式の式ができるようになっていますように。