春になれば
制服の採寸のため、4月から息子が通う中学校へ行って来た。
新型コロナウィルス対策で登校日時は細かく設定されていて、学校側の配慮に感謝。
ブレザー、スラックスとも体のサイズを測って今ピッタリのサイズと少し大きめ、さらにそのもう一つ上のサイズを試着してみた。
何度か着たり脱いだり、また戻って前に着たサイズを試したり・・・
採寸担当の方はさすがプロで「このサイズだと冬に着る頃にはきついかも。」
「このサイズは大きく見えるけど、ヒップ下までカバーするので適切なサイズ。」
「ぼく、その場でしゃがんでみて」
と、着やすさを確かめるために色んなアドバイスをくれる。
あれこれ悩んで1サイズ大きめのサイズの制服を無事に予約した。
進学の時期になると大きめの制服を着た、ついこの間までランドセルを背負っていたであろう生徒を見る機会がよくあるが、とうとうこの春は自分の息子がその仲間入りをすることになった。
少し照れながら、私の顔をチラ見しつつ制服の試着をしていた息子の表情を見ながら、
ここまで長かったような、短かったような・・いや、やはりあっという間か、としんみりする。
この春から息子の世界が少し広がるのを想像すると、こちらまで嬉しくてワクワクしてくる。色々な経験(あわよくば楽しい)をして欲しいと思うのは世のお母さん、お父さんも一緒だろうな。